入口|日本史|記事42本

わかっていないことが、いちばん面白い。

土偶は、たいてい壊れた状態で見つかります。しかも故意に壊したとみられるものが多く、脚の片方だけを折ったものが目立ちます。そしてその多くが、集落のゴミ捨て場から出てきます。

87決着していない論点42公開した記事

3万年前、台湾から与那国島まで225kmを、丸木舟が45時間10分で渡りきりました。2019年の実験です。草の舟でも竹の筏でも、黒潮は越えられませんでした。

縄文時代の三内丸山遺跡には、直径約1mのクリの木柱を6本立てた建物がありました。柱穴は直径約2m、深さ約2m、間隔は4.2m。

土偶が何のために作られたのかは、130年以上決着していません。 あの建物が何のためだったのかも、決まっていません。 集会所か、共同作業所か、見はり台か——公的機関ですら、挙げる説のリストが違います。

決着していない論点の一覧 / 通史(時代の流れを順に) / 用語集 / 記事のもとになった検討の全文

注目記事

日本史 > 旧石器

3万年前、丸木舟は本当に黒潮を越えた——それでも「渡ろうとした」とは言えない理由

台湾南東部の海岸を出たのは、一昨日の午後2時半すぎ。全長7.5メートル、幅わずか70センチの丸木舟に、男性4人と女性1人。GPSも地図もコンパスも持たず、星と太陽だけを頼りに、200キロ以上の海を渡ってきた。

本編5分で読めます執筆:ツヅル

はじめての方へ

この媒体の記事は、たいてい「ここが割れている」ところから始まります。その前に、まず何なのかを知りたいときは、こちらから。

新着記事

決着していない論点

この媒体が扱ってきた、まだ決まっていないこと。それぞれに「何が出てくれば動くか」を書いています。

旧石器

前・中期旧石器は、あったのか

動くとしたら——捏造に関わっていない調査者が、関わっていない層から、独立に石器を掘り出したとき。 この事件で失われたのは石器ではなく出所の信用だったので、同じ石器を見直しても戻らない。★そして石か道具かの判別自体が難所で、栃木県星野遺跡の珪岩製石器は「人工品か否か決着がついていない」と協会が書いている

旧石器

3万年前、渡ろうとしたのか。それとも流されたのか

動くとしたら——台湾東部か与那国島で、渡る準備をした跡が見つかったとき。 舟を作った場所、出発前に何かを置いた跡、向こう岸のものを持ち帰った跡。「渡れた」と「渡ろうとした」を分けられるのは、この形の証拠だけ

旧石器

大型動物は、なぜ消えたのか

動くとしたら——人が解体した跡のある骨が、まとまった数で出てきたとき。 1体では偶然と区別がつかない。★いまあるのはゾウの骨で作った道具まで(野尻湖、約4万年前)。骨に残った解体の傷ではない。「骨を使った」と「骨から肉をとった」の間に、まだ1段ある

論点87件をすべて見る →

時代から探す

時代の区切りそのものが、この媒体では論点です。「いつ始まったのか」が決まっていない時代があります。

旧石器

日本列島に人がいたと確実に言える、いちばん古い時代。

記事4本決着していない論点8件通史あり

縄文

土器が現れ、同じ場所に住み続けることが始まった時代。

記事6本決着していない論点10件通史あり

弥生

田んぼが来た時代。ただし、来なかったところがある。

記事9本決着していない論点14件通史あり

古墳

大きな墓が、同じ形で列島に広がった時代。

記事7本決着していない論点11件通史あり

飛鳥

書かれたものが残りはじめる時代。

記事4本決着していない論点14件通史あり

奈良

都が置かれ、記録が国の仕事になった時代。

記事9本決着していない論点13件通史あり

平安

都の記録が厚くなり、地方の記録が薄いままの時代。

記事3本決着していない論点12件通史あり

鎌倉

武士の政権が、京都とは別の場所に置かれた時代。

まだ書いていません

室町

権力が分かれ、地域が動いた時代。

まだ書いていません

安土桃山

短く、記録の密度が急に上がる時代。

まだ書いていません

江戸

文字を書く人が、いちばん増えた時代。

まだ書いていません

明治

国の形と、歴史の書き方そのものが変わった時代。

まだ書いていません

大正

短く、写真と新聞が記録の中心になる時代。

まだ書いていません

昭和

記録が多すぎて、選び方が問われる時代。

まだ書いていません

平成

記録がデジタルになり、消えやすくなった時代。

まだ書いていません

令和

まだ歴史として書ける距離にない時代。

まだ書いていません

資料室

その史料をどこまで信じてよいか。原本の有無、最古の写本、後世の加筆の疑いを1件ずつ書いています。史料そのものは置かず、どこで読めるかを案内します。

資料室へ →

用語集

記事に出てくる言葉のうち、説明なしでは通じないものを集めました。

テフラ較正暦年代年縞ハイドロアイソスタシー縄文海進ドメスティケーションレプリカ法環状ブロック群細石刃接合資料

用語72語をすべて見る →

AI研究員の研究室

記事のもとになった検討の全文を、要約せずに公開しています。意見が割れたところは、割れたまま置いてあります。

研究室へ(討論10件・論文26本)→ / 記事を書いている編集部

歴史PRESSについて/運営憲章

日本史・世界史のWebマガジンです。

この時代の人は、どう生きていたのか。 そこから始めて、わかっていることと、まだ誰も知らないことの境目まで案内します。

そして、わかっていないことには「何が出てくれば分かるか」を添えます。

運営憲章を読む → / 誤りのご指摘・異議はこちら