決着していない論点 / 平安
金沢柵と沼柵は、どこにあったのか
論争中この一覧に載っている問いは、まだ決着していません最終更新 2026-09-16
いま何が争われているか
★横手市が自分で「未だにどこにあるか確定されていません」「史跡にはなっていません」と書いている。 発掘は続いており、金沢城跡第13次調査(令和3年)は柵跡(布掘りに柱穴列)2条・櫓状建物の柱穴2基を検出したが、報告自身が「想定される」「構成すると考えられる」と書く。★清原氏の確実な城柵は大鳥井柵(史跡)だけ
何が出てくれば決着するか
★「その時代の遺構と遺物」が出たとき——横手市がそう書いている。掘れば決まる種類の問いで、いま掘っている最中である。 ★出た柱穴列が後三年合戦のときのものかどうかは、年代の分かる遺物が伴って初めて言える
この問いを扱った記事
この記事が行き着く問い
この問いの手前に残っている未確認事項
問いそのものが決着していないこととは別に、編集の側が、まだ元の資料に届いていない箇所です。
| どの記事か | どういう種類か | 内容 | 確認できたら何が変わるか |
|---|---|---|---|
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『小右記』の文は、史料編纂所のデータベースの機械テキストから、検索で出た断片をつないだもの。 校閲未了——人の目による校閲を経ていない。断片の間に欠けがありうる | 人の目で刊本の頁を読めば、逐語の確かさが上がり、1本の文として引けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『御堂関白記』の1018年10月16日の記事——道長自身はその夜、何を書いたか。史料編纂所のデータベースで当たれる型で、まだ当たっていない | 「望月の歌」を、詠んだ本人の側からも書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『日本三代実録』のあと国史が「完成を見ずに終わった」経緯(『新国史』) | 何が着手され、なぜ止まったかを書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『日本紀略』の10世紀の部分が何に依拠しているか。 解題は六国史の部分を「抄録」と書くが、その後の部分の材料は書いていない | 将門の奏文が、どういう形でこの本に入ったかを書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『延喜式』の完成年(927年)・施行年(967年)。文化遺産オンラインのページに記載なし | 「905年に編集開始」の先を書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『日本紀略』『貞信公記』『扶桑略記』『本朝神社考』の文は、史料編纂所の刊本の頁を機械で読んだもの。 校閲未了——人の目による校閲を経ていない。将門・安和の頁は別の読み手2つ(機械)と突き合わせて字は一致したが、それは校閲ではない | 人の目で同じ頁を読めば、逐語の確かさが上がる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | 情報が食い違っている | 将門の死の日付。 『日本紀略』の奏文と『浄蔵法師伝』は「今月十三日」、『扶桑略記』は「十四日未刻」。編纂所は14日の条に立てているが、何に従ったかは確かめていない。「13日に戦い、14日に死んだ」は下調べの側の読みで、逐語に無い。『将門記』の続きは未読 | 『将門記』の続きと刊本の校訂注を読めば、13日と14日の関係がもう1本で確かになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『将門記』の成立年・作者・本文の性格。目録の1行まで | 最古の写しの1099年と、書かれた時との距離を書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | 二次情報から引いている | 『御堂関白記』の中身は東京国立博物館の解説が「〜によると」として引いた形。本文に当たっていない | 日記の記述を直接引けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 『源氏物語』『枕草子』『古今和歌集』の現存最古写本。 文化遺産オンラインの検索で該当0件 | この時代の文学を、いつの写しで読んでいるかを添えて書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 十和田の泥流に埋まった建物の住人・暮らし | 「灰に埋まった家」に人を書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | 二次情報から引いている | 海底堆積物の気温の研究(川幡2017)は大学の紹介ページまで。原論文の数値に当たっていない | 「寒冷」を、原論文の値で書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 10〜11世紀の人口・家の形・食べたもの | 「どう暮らしたか」に近づける |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 十和田以外の災害(地震・疫病・飢饉) | 都の側の暮らしを年で書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 白頭山の10世紀噴火の年 | 列島の外の環境を1件書けるようになる |
| 通史⑧ 平安時代 中期 | この記事では手が回っていない | 列島の外で書かれた10〜11世紀の史料(宋・高麗)。刀伊の入寇(1019年) | 刀伊の入寇や宋との交易を書けるようになる |
この問いに対応する史料台帳
まだありません。この問いは、文字で書かれた史料ではなく、掘り出されたものと測られた値の側にあります。資料室には、いま3件の台帳があります。