決着していない論点 / 制度

「思想史の始まり」は、思想の始まりなのか

論争中この一覧に載っている問いは、まだ決着していません最終更新 2026-08-02

いま何が争われているか

★★飛鳥の前後で確実に変わったのは、残った文字の量である。 木簡庫の登録は57,352点、全国出土総数は逆算で40万点台。★一方、5〜7世紀の金石文は、機関による総数の集計そのものが存在しない。 稲荷山鉄剣115字、江田船山大刀約75字、隅田八幡鏡48字、法隆寺光背銘196字——一点ずつ名前で呼べる数しかない。「集計される側」と「名前で呼ばれる側」の境目が、7世紀後半にある

何が出てくれば決着するか

7世紀と8世紀の木簡の点数が、同じ基準で分けて公表されたとき。★桁が言えるようになる。 ★また削屑・釈読不能の割合が数値で出れば、「読める木簡は何点か」が言える(機関は「ほとんどが削屑」までしか書いていない)。★★ただし「思想の量」を測る方法は無い。文字を数えることでは思想は測れない——それがこの問いの核である

この問いに対応する史料台帳